DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    1期688年8月
    2006-05-17 Wed 23:32
    ヴァルグ渓谷へ俺たちは来た。
    俺は修行がもっと必要だったし・・・仲間たちも今後の激戦を生き残る為に、
    目的を果たす為には更なるレベルアップを必要としていた。



    「見た感じ、厄介な敵が多そうですが・・・油断せずにいけば何とかなりそうですね」

    俺はそう言って、早速現れたモンスターたちを前に槍を構えた。
    ・・・俺の役目は、スーランジャーナと共にまず敵の行動を引きつける事。

    いつもの飄々としたセリフを呟きながら、
    スーランジャーナはその素早い動きであっという間に敵陣に突入して行った。
    飄々としているが、とにかく頼りになる人だ。
    トーニーの歌声が渓谷に響く中、俺も続いて敵陣に斬り込んだ。
    ・・・と、その時。
    アゼリアの詠唱の声が高らかにこだまする。
    青白い閃光が一直線に谷間を走り抜けた。
    ・・・サンダーストームが、モンスターの中を衝撃となり荒れ狂う。
    その隙をついて、俺がモンスターたちの動きを止め・・・
    ベルカナの赤きファイアーストームと、楓の真打『刹華』が彼らにとどめを与えるはずだった。

    が・・・

    俺は自分の役目を終えた安心感からか、完全に油断していた。
    油断しているつもりなど、毛頭なかったのだが・・・
    それが俺の甘い所なのだろう。

    ストームを撃ち終え疲労していたベルカナと、油断していた俺。
    そこを狙いすましたように、モンスターのラルヴァがテラーを放って来たのだ。


    ・・・あとは・・・悔しいが、覚えていない。
    仲間が倒してくれるまで、俺は・・・
    俺の過去に起きた・・・起こした己の罪に、恐怖で怯えていた。

    それは過去に斬った人々のビジョンであったり・・・
    血を流して倒れ、俺の腕の中で息絶えた・・・妹の姿でもあった。

    次の戦闘こそ何事も無かったように、平静を装って戦っていたつもりだが
    ・・・自分のふがいなさと情けなさに、呆れる。


    もっと強くならないといけない。
    技も・・・そして心も。
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