DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    2期686年11月
    2007-06-18 Mon 13:52
    リダの街で静養して、しばらく・・・

    予想もしなかったLiesaとの再会や、
    柏風の励ましのおかげもあって・・・すっかり体は回復した。

    それにこの頃は「風火」の出現も
    目に見えて減ってきている。
    ・・・黒い羽根を失ったせいだろうか。
    それとも・・・

    俺の中の「風火」に対する気持ちが、
    変わってきたせいなのだろうか。


    俺は20年前に・・・風火を手にかけたときから、
    「罪悪感」というものを引き摺っていた。

    妹の将来を奪い去った。
    例え妖魔と化してしまっても・・・救う方法はあったのではないか。
    彼女の心の傷を、癒す事の出来る者は、本当にいなかったのか?

    ・・・本当は、いたのではないのか?



    そしてそれは、戦っていく中での、あらゆる局面で尾を引いていた。

    戦闘技術は磨かれていく中で・・・
    精神面はどんどん錆びれていったのだ。
    その事に気付かなかった。
    気付かないまま、20年間も時だけが過ぎてしまった。


    だが、今は違っている。

    俺は風火に、もう詫びようとは思っていない。
    ・・・俺の傲慢かも知れない。

    だが、俺はもう後悔しない事に決めたのだ。
    誰に、何と、責められようと。
    退魔師として。
    兄として。

    俺はやれるべき全ての事をやったのだと・・・そう思う。


    「・・・さて」

    もうそろそろ、リダの街を離れなくてはならない。
    支度を整えると、宿の外へ出る。
    士凰や留歌は、とっくに準備を終えて下で待っていた。

    宿からしばらく歩いた所で、仲間たちも待っていた。

    「遅くなって、ごめん」

    「遅いよ士皇!」

    リグ、コアラ、紅輝、柏風、TG・・・
    みんなすっかり回復しているようだ。
    久しぶりに揃った全員の姿に、ホッとしながら、俺たちは街を後にした。
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