DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    2期685年2月
    2007-01-18 Thu 10:56
    状況整理を終え・・・
    体中に巻かれていた包帯を取り、身支度を整える。

    士凰と留歌にまた戦闘に出てくると言う事を伝えると
    迎えに来てくれた柏風さんと共に、宿を後にした。


    ・・・とにかく、今はただ、戦うしか無い。


    リグやコアラ、TG、紅輝さんは既に約束の場所に集まっていた。

    「遅くなってごめん!」

    柏風さんがそう言って、先に駆け出す。
    リグが微笑み、それを迎える。

    久々に全員が揃い、少しホッとした空気が流れた。
    しばらくその場で、とりとめも無い話をしながら
    誰とも無く歩き出しミレット山道の方へ向かう。

    ・・・皆の心には、恐らくあの、斬られた時の光景が
    頭の中をよぎっていたと思う。


    (・・・もう、あの時のような苦い気持ちは
     味わいたくない・・・)

    そう思いながら、しばらく山道の乾いた空気の中を歩いていた。
    途中コブラなどのモンスターを操る
    バルバシア直属兵などが行く手を阻み、
    紅輝さんが傷を負いしばらく戦列を離れる事になる
    アクシデントもあったものの・・・

    俺たちは快調に山道の兵士たちを退却させた。


    「・・・!?」

    夕暮れも近くなって来た頃・・・
    リグがふと、細いケモノ道のような山道の向こうを見つめた。

    「・・・」
    「どうした?リグ・・・」
    「・・・何者かの気配が・・・」

    一瞬で皆に緊張が走る。

    「・・・うむ。確かに感じるぞ。
     ・・・恐らくこの岩の、向こう側を走る山道からじゃ」

    紅輝さんが、少し微笑みながら岩の向こうを
    睨むように見つめる。

    「あ?
     俺様の夜会でも聞きに来たのか?」
    「・・・それはないと思うけど」

    TGとコアラ。
    ・・・軽口を叩いているように聞こえるが、その実
    2人の様子に一切の隙はない。

    「・・・士皇」
    「ああ」

    柏風さんと俺も、収めていた武器に手をかける。



    ・・・いる。
    バルバシア兵士ではない。
    確実に。
    ・・・何者かが、俺たちの周囲に。


    この気配は・・・そう。
    俺たちと同じもの。


    ・・・闇を知る者の気配。
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