DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    2期684年12月
    2006-12-26 Tue 23:16
    昨日も夕方からの記憶が無くなっていた。

    ・・・今までも短時間の記憶の欠落は意識していたが、
    ほぼ半日という長時間、記憶が無いのは初めてだ。


    が・・・

    俺は、その記憶を思い出せずにいた、
    今までの自分が羨ましくてたまらなくなった。



    (・・・ああ・・・とうとう支配した・・・!
     私を殺したこの憎い体・・・!!)



    そう、薄れて、意識を保つ事に必死だった
    俺の頭の中に・・・
    その「声」は恐ろしいほどに響いた。

    間違えるはずが無い。

    その声は・・・
    幼い頃から傍にいた・・・
    懐かしい、たった一人の、俺の・・・


    「ーーー」




    だが、声は出なかった。

    すぐに走って、彼女の元へ行きたかった。
    だが・・・
    全身は硬直し、指先の1本さえも動かせない。


    ーーー自分の体が、何者かに支配されているーーー


    そして・・・
    俺の体は、武器を手に取り・・・

    いつの間にか、構えていた。


    眼前には・・・




    「人間」




    俺は必死で、俺の体を操っている・・・
    この、何者かに語りかけた。

    「やめろ・・・!
     人を斬って、何になると言うんだ!」

    だが、間髪入れず「声」は答えた。

    「・・・うるさいわね。黙ってなさい?
     今度こそ邪魔はさせない・・・
     「アタシ」はこの体を触媒にして、蘇ってみせる・・・」




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