DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    決意
    2006-11-11 Sat 22:29
    俺は過去に・・・人を斬っていた。

    それは俺と妻・Liesaの事情を汲んでくれた、
    かつての仲間「Memento Mori」のメンバーと
    共に戦う為でもあり・・・

    Liesaの目にかけられた呪いを解く術を探す
    為でもあった。


    「母さんは・・・その事を知らないのか?」

    目の前の席に座り、ただ黙って、俺の過去の「過ち」を
    聞いていた士凰が口を開いた。

    「・・・いや。

     多分・・・うすうす気付いてはいたと思う。
     何しろ戦闘の度に・・・
     血に染まって戻って来ていたからな」

    「明らかに、モンスターの血の色とは
     違う色を浴びていたから、かい?」

    「・・・そうだな」

    隣で同じく、黙って聞いていた留歌が口を開く。

    「・・・でも、私たちの口から、その事は絶対に
     言わないからね」

    「ああ、そうしてくれ。
     ・・・母さんは、優しい人だから」



    かつて、血に染まった自分の手。

    退魔師が「守るべき」人間を、自らの手で斬っていった。


    ・・・だが俺は、Liesaの為なら
    自らの「退魔」の力を失っても構わないと思っていた。


    だが・・・
    現実は違っていた。

    俺は結局、退魔の力を失う事無く精霊界への入り口を
    探し当て・・・
    Liesaの目の呪いを解き・・・
    Liesaの母親や、大切な人の仇を討つ事が出来た。


    ・・・人を傷つけておきながら、
    自分だけの幸福を手に入れようとしている、自分。

    そんな事は絶対に許されない。

    ・・・そして、俺は・・・
    この先、二度と人を不幸にしたくないと思っている。


    これからの俺の旅は・・・魔を討ち、魔から人々を守る旅。

    再びLiesaの元へ戻れる、その日まで・・・
    俺は人々を苦しめている魔物を、討ち続けていく。


    それが、今の俺・・・「退魔師」として出来る・・・
    唯一の「償い」。





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