DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
    スポンサーサイト
    -------- -- --:--
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    別窓 | スポンサー広告
    5期688年6月-ニザヴェリール野
    2014-02-14 Fri 15:40

    どういう経緯で、こういう状況になったのか…
    未だに把握出来ていない。

    ただ、これが「賑やか」というものなのかと…
    笑っているアネットや飛狐を見ていると、
    そういうものなのだろうか、と考えてしまう。






    まだ他のメンバーとはあまり話す機会がないが、
    「こより」という少女の名は、masterの記憶の中にある。
    その変わった出で立ちからすると、恐らく同一人物なのだろう。

    「フラン」…という名にも覚えはあった。
    masterの記憶の中の「フラン」という人物とは別人のような気もするが
    恐らく縁のある人物なのか…と思う。

    そして、リーフェン。

    最近はやりとりがなかったが、不思議な感覚は変わらない。
    彼と会うと、人間で言う「距離感」というものが
    他の人物たちよりも近い感覚がある。

    彼の知性的で穏やかな雰囲気が、俺の良く知る人物を
    連想させるからかも知れない。



    ================

    俺たちはニザヴェリール野へ来ていた。

    どうやらここに、サラマンダーという強大な神獣が
    出現する、という話だ。

    一緒に見物しないか、と誘われた時は多少戸惑ったものの
    masterの記憶にも知識にもない名前を聞き、
    薄らいでいた「映し身」として生を受けた時の使命感を思い出す。

    これは、人間でいう「高揚感」というものなのか、とも思う。




    だが…
    その感覚は、すぐに変化した。

    「………!!」

    指先の震えが止まらない。

    (………これ、は…?)

    ジッと、制御の効かない自分の手を見つめる。

    (一体、どうしたんだ…)

    手の震えを抑えようと試みる。
    が、その動きは止まらない。

    (………っ!)

    額に、つぅっ、と何かが流れる。
    血ではない。

    (これは………汗?)

    と、同時に、ぞくりと背筋に何かが走った感覚があった。

    「痛み」ではない。

    それは、もっと鈍く…
    何かが這い上がってくるような、冷たいような…
    妙な感覚だった。

    (どういう事だ………俺の体に、一体何が起きているんだ)

    唇までもが小さく震え出した事に気が付いた時、
    俺は急いでみんなの輪から外れ、一人になれる場所を探していた。

    止まらない背筋の「冷たい」感覚。

    震えが止まらない体を抱くように抑えながら
    俺は「嫌な」感覚がする方を見つめていた。



    (「サラマンダー」が…近い!)









    スポンサーサイト
    別窓 | 日常(Selios)
    | 思いと言葉 |
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。