DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
    スポンサーサイト
    -------- -- --:--
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    別窓 | スポンサー広告
    5期687年4月-閉ざされた階段
    2013-11-01 Fri 10:37



    「………く、うっ…!」



    何度めかの衝撃が、体を貫いた。


    『痛み』を感じなかったこの「抜け殻」のような体が
    呼吸をし、鼓動を感じ、いつの間にか痛みのようなものを
    感じるようになったのは、つい最近の事。

    アネットと、飛狐に、隠さなくてはならない。
    自分のこんな不安定な状態を知られては…


    「………!!」



    (………これ、は…!)











    目の前に伝わってきた水のようなものを払った手に、
    体にまとった紅色のストールと同じ色をした色が染みついていた。

    そして、それは額からたらり、たらり、と伝い落ちている。

    (………まさか…、そんな……!)

    体が震える。

    やがて伝っていたものは、静かにぱたりと地面に落ちた。

    「………!!」

    地に広がり、花のような模様を描く鮮血。

    そう、それは「血液」…



    既に両足の膝は地面についてしまっていたが
    最後の力を振り絞り、立ち上がる。

    「う………」

    ぎり、と奥歯を噛みしめると、ざらついたイヤな味がした。
    甘いものでも、苦いものでも、辛いものでもない。

    「う………ううっ………」

    目の前に、魔物の爪と牙が迫る。
    体中を支配する「痛み」を嫌悪しながら、
    再び自らの爪を魔物たちに向けた。



    <アネットと飛狐を守る>



    ただ、それだけの「思い」の為に。



    selios_m01.jpg

    selios_m02.jpg



    倒れていた間に、見るはずのなかった「夢」を見た。

    それはmasterの父・士皇さんと…そして………








    スポンサーサイト
    別窓 | 戦闘(Selios)
    | 思いと言葉 |
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。