DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    廻業
    2006-09-11 Mon 13:14
    「Red Plume」・・・
    俺がいつも利用させてもらっている、活気ある宿と酒場を備えた店の名前。

    ここは以前、別の名前で存在し、妹の風火がお世話になっていた場所だ。



    そして、俺も風火亡き後、長い年月を経てここへ出入りするようになった。
    最初は風火の事を思い出す事もあり、ここに出入りする人たちと深く
    語り合うような事はなかったのだが。

    Liesaと精霊界で別れてからは、俺は何故か、時間を作っては足を向かわせる。
    ・・・おかしなものだ。


    風火。
    Liesa。

    そして、たった一人の親友だった赤月の・・・。


    ・・・大切な人たちが、自分の傍らからすり抜けて行くことによって
    俺は今まで気付かなかった、自分の感情に気付かされるような気がする。


    だが・・・
    それは決して良い感情ばかりではない。
    もう一つのある感情。
    それは唐突に呼び覚まされた。


    かつての戦友であり・・・ライバルであり・・・同志でもあり、
    そして「憎むべき怨敵」とも言えるとある「男」と俺は
    Red Plumeで再会した。

    感情に流されるがまま、Red Plumeでの穏やかなひとときに心を留めていたばかりに。
    俺は決して逢ってはならない男に、出逢ってしまったのだ。


    その男の名は・・・


    「Roze」




    風火の事は、きっちり自分の中で決着をつけたはずだった。
    そして人斬りの事も・・・
    俺はただ、自分の大切な人たちを守りたかっただけ。

    そう割り切る事で、自分の中に生まれた「罪悪感」「後悔」「懺悔」
    全ての感情を制御したつもりだった。

    だが、その男は、再会した俺に向かい、静かにこう言い切った。


    「  ヒ  ト  ゴ  ロ  シ  」



    風火との最期の戦いの誤解も、解けたと思っていた。
    この20年間と言う長い歳月が、Rozeと俺との確執を流し去ってくれていた・・・
    そういう期待もあった。

    だが・・・
    現実は残酷なものだった。



    俺は再び、あの嫌な感情に、心を揺り動かされる事になる。
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