DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    5期683年10月-油断
    2012-12-18 Tue 09:20

    マルティア大森林に滞在し、しばらくが経った。

    森の中は相変わらず心地良いが
    (masterが、木の精霊とのハーフエルフというせいもあるかも知れない)
    殺気は収まる気配を見せない。

    そして…
    完全に油断していた俺は、この森で最初の
    「油断からの大きな過ち」
    を犯してしまう事となる。




    事情を説明すると、どうやら彼女は納得してくれたらしい。

    「……んー……つまり、士凰さんの使い魔というか式神というか…そういう感じ?」

    「ああ、そういう感じ…かな」

    「…でも『人形』って言われても、生身の人間と
     全く違わないように見えるんだけど」


    不意に、頬に手を伸ばされた。

    …これが「暖かい」という感覚なのだろうか。

    俺にはよくわからない。

    「…あぁ、そっか。自己紹介してなかったっけ…ごめんなさい。
     私はアネット。アネット・J・パルメ。
     えぇと…うん、改めて、よろしく。」


    -----最初に出会った者について行く-----

    それは、この大陸に渡る時に決めていた事。
    特に躊躇いは無かった。

    「せり~」

    小さな歩幅で、飛狐がこちらに歩み寄ってくる。

    「せり…やっぱり、いつもと違う。変。」

    クスリ、と小さく笑ってみせた。
    ………そう、俺は「人形」だからね。

    「でも、せり好き。あねっと一緒ついてく。」

    ぐいっと手を引っ張られる。
    大丈夫。
    心配しなくても「最初に会った」のはキミたちだから。

    ………そうそう。
    そういえば、「カタナ」という人間にも出会った。

    彼は、キミたちの次に出会った人間。

    「ライカから来た、沢神の映し身?」

    彼が「ライカ」という言葉に反応したのか
    それとも「沢神」という名に反応したのかはわからない。

    だが、明らかにこちらに対する警戒心を露にしていた。
    どうやら彼は、ディアスの出身らしい。

    しかし、初めて聞く言葉が多い。

    「解放軍」?
    「旧ディアス帝国」?

    masterから与えられた知識の中には、無い言葉だった。
    ………誤解を解く為にも、きちんと話をせねば。



    ===============

    「………master、聞こえる?
     ………ごめんね。力を失ってしまったよ………油断していた。
     もう一度、力を吹き込んでくれないかな…?」

    オークファイターの攻撃を、受け止められると思っていた。

    だが、その前にローパーから受けた毒の霧が、
    予想以上に自分の体に回っていたらしい。
    「映し身」の体とはいえ、毒に対する耐性は
    普通の人間と変わらないようなのが、不思議な所だ。

    攻撃を受け続けた俺は、そのまま倒れた。

    全身が白くぼやけたように光り、色彩を無くす。

    飛狐とアネットは、さぞかし驚いた事だろう。



    その後、すぐにmasterからの力を得た俺は、回復したが…
    さすがに油断し過ぎた。

    一緒に旅する事を決め、魔法を多用するアネットと、
    回復を使う飛狐の役に立つには
    自分が前に出るしかないと判断したが…

    これからはさらに防御の力にも特化しなければ。







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