DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    2期683年8月
    2006-09-10 Sun 01:08
    新しい仲間での、初めての戦闘。

    ・・・正直俺は、緊張していた。
    戦闘に参加しない士凰と留歌を、後方に気遣いながらの戦闘。
    しかも俺自身は、修行を怠ってはいなかったとはいえ
    第一次のイブラシルでの戦乱以降、実戦からは遠ざかっていた。

    不安に思いながらも、最初のモンスターたちの攻撃は凌げた。

    予想以上の仲間たちの戦闘能力の凄まじさに、
    助けられた格好だ。

    だが・・・
    俺の不安は的中した。
    続いての戦闘で、俺は実戦不足と自分の未熟さを思い知らされる事になる。

    始めはゴブリンの単純な攻撃だった。

    精霊界での戦い以前の俺ならば、最初から予想し、かわせていた攻撃。
    だが・・・
    その攻撃は完璧に、俺の左後方から脇腹に決まった。

    「・・・っ!!」

    一発で終わる攻撃は、俺の動きが止まった瞬間、連続攻撃へと変化する。
    そして、そのまま俺は左手を折られた。

    「ぐあっ・・・!!」

    何度受けても、慣れない痛み。

    折れた左腕がみるまに内出血を起こし、紫色に腫れ上がっていく。
    ・・・せめて骨が飛び出して、皮膚を破っていれば
    腕はここまで腫れ上がる事もなく、動きやすいのだが。

    そして、続けざまにウルフの咆哮が、俺を襲う。
    ・・・この様では避けようもない。
    体は麻痺し、俺は地面に這いつくばった。

    何とか、体勢を立て直し次の攻撃を盾でガードするが・・・
    衝撃はじわじわと俺の体力を奪って行く。


    ここで、モンスターたちは一番弱った獲物を狙おうと思ったのか。

    続くオークスカウトも、他のゴブリンまでもが
    俺を狙い、集中攻撃を仕掛けて来た。

    (・・・)

    このままでは、真っ先に俺は殺されるだろう。
    情けない。
    ・・・Liesaとの暖かい日々に逃げ、実戦を避けていた結果が、この様か。

    そんな事を思いながらも、意識が遠のき始めた事を自覚したその時。

    「ここに振るえる力あれば、それを行使するのみ!
    鳶飛魚躍! 猛爪撃!!」

    俺に攻撃を仕掛けていたスカベンジャーに、リグが強烈な一撃を浴びせた。
    そして・・・

    「はは、怪我すんなよ?」

    ・・・この声は・・・コアラさん。
    そして、体が急に軽くなるのを感じた。
    ・・・癒しの術か。

    みるみるうちに、紫色に腫れ上がっていた左腕が、その色を薄めていく。
    完全に治った訳でもなく、さらに続いていたウルフの猛攻で
    体の麻痺は取れないままだったが・・・

    新しい仲間の力が、とても心強く感じた。
    何とか起き上がり、俺は反撃の機会を待つ。

    一撃。
    決まれば奴らとて、仲間たちの反撃を受けている身。
    もう起き上がる事は出来ないだろう。

    そして、その予想通り・・・

    柏風さんが強烈なブラスターを放った。
    「そこっ!っていいわぁ、私様になってる? 」

    リグも負けじと、敵陣へ斬り込む。
    「さあさあ、あなたの血で私の衣をもっと綺麗に染めて頂けませんか?
    参ります、紫電一閃! 巨大鷹爪!!」


    彼らモンスターは柏風さん、コアラさん、ヴェデットさん、紅輝さん、リグの
    激しい反撃を受け地に伏す事になる。



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