DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    5期683年8月-少女と少年
    2012-12-02 Sun 09:17

    (まずは、登録所に行けと指示されていたけど…)


    早めに到着してしまった為か、人の数はまだまばらだ。

    と、その時。
    背後に視線を感じた。

    (………)

    振り返ると、そこには緑色の目をした
    明るい髪の少女が立っていた。







    「………」

    恐らく、masterの知り合いなのだろう。

    自分の姿はmasterの姿をそのまま投影したもの…
    間違えられる事は、予想はしていたものの
    まさかこんなに早く、masterを知る人間に出会うとは。

    無用なトラブルを避ける為、
    俺は自分から声をかける事にした。

    「………こんにちは。少し、いいかな?」

    「…あれ?士凰さん、こんなところで何してるんですか?」

    ほぼ、同時に声を発する。

    …やはり、間違えられている。

    「……もしかして、お仕事とか???」

    「俺の名は、selios(セリオス)」

    先に名乗る。
    masterに迷惑をかけない為にも、
    自分がmasterでないことを伝えなければならない。

    「この大陸で、魔物の調査をする事になって、
     ここへ来たんだけど…
     キミは、この大陸の事…何か知ってる?」

    その時だった。

    「あねっと見つけた」

    声とともに、小さな足音が近付いてきた。
    どうやら、この少女の知り合いらしい。

    (………)

    すぐに、気付いた。

    この小さな子どものような存在は
    俺同様、人ではないらしい。

    「………やあ、こんにちは。
     …キミは…キツネの子………なの?」

    目線が合う。

    「俺は、退魔師………
     いや、正確には「退魔の力を使えるヒトガタ」…
     フフッ、何て言ったら良いのか、難しいけれど…」

    ニッコリと、笑顔を作る。
    他人の警戒心を解く為に、masterはよく笑っていた。

    「簡単にいうと、俺もキミのお仲間ってヤツさ。
     だから、警戒しないで?」

    「…ところで、キミも旅をしに来たの?」







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