DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    3期後日談(3)
    2011-05-18 Wed 09:26

    いよいよ、結婚式の当日が訪れた。

    紫草は別室で支度をしている。
    一緒に選んだ白無垢…
    きっと、とても良く似合っているのだろうと思う。

    俺は、既に支度を終え呼ばれるのを待っていた。






    …薄い紫色の袴は、紫草が選んでくれた。

    俺の瞳の色とよく合うだろう、と
    真っ先に手に取ったものだ。


    (いよいよ、か………)

    長くて、短かかった…
    そんな旅が今、ここで完結しようとしている。

    いろんな出来事があった。

    たくさんの仲間たち。
    出会って………別れて、そして………
    紫草と共に旅をした。


    「…士凰!」

    「………!?」

    振り向くと、そこには…父さんの…
    士皇の姿があった。

    「父さん、突然………どうしたの?」

    驚いて、思わず立ち上がってしまった。

    式の日程は前もって精霊界にいるLiesa母さんや
    Lineにも伝えておいたものの…
    きっと、皆来る事は出来ないと思っていた。

    「少しだけ…時間をもらったんだ。
     残念ながら、みんなで来る事は出来なかったけど…」


    「いや、それは仕方ないよ。
     それより、父さん………来てくれてありがとう」

    「ああ…」

    父は、相変わらずの穏やかな笑顔で頷いた。

    「結婚式が終わったら、精霊界にハネムーンに来るといいよ。
     めでたい事だ。
     …きっと精霊界は扉を開けてくれる」


    「フフッ…だと、いいんだけど」

    クスリ、と笑顔を返した。

    (父さんが来たと知ったら…紫草が驚くだろうな)

    「さて、そろそろかな」

    「じゃあ、俺は式場の方に向かってるよ」

    「ああ、先に行ってて?父さん」




    ===============

    厳粛な…それでいて、暖かい、身内だけの式。

    俺と紫草は、その日最高の旅のハッピーエンドを迎えた。
    そして…

    これから、新しい旅が始まる。

    今度は、最初から、2人で。



    kekkon_siki.jpg





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