DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    3期685年3/4月
    2009-09-07 Mon 15:23
    ここ数ヶ月は、目まぐるしく戦況が変化していた。

    2月にアストローナ遊撃旅団・モンスターとの戦闘に敗れ
    街で療養していたのも束の間、次の月にはすぐにエクリム山道に呼ばれて
    再び戦闘の日々を繰り返していた。




    「フフッ・・・もうちょっとゆっくりしたかった・・・
     なんて言ったら、怒るかな?みんな」


    「何言ってるの、士凰!
     怒るに決まってるでしょ!?」



    「やれやれ・・・いつの間に留歌はそんなに
     血気盛んになったんだい?」


    「士凰がのんびりし過ぎなのよ!
     ところで・・・はい、これ。お手紙届いてたよ」



    渡された手紙・・・というか、小さなメモ書きを見てみると
    そこには「Brand-new Band !!のメンバー数名を転送頼む」と
    文字が走り書きで記されていた。


    「・・・ふぅ・・・ん」

    Brand-new Band !!といえば、イブラシルに存在する
    いくつかの強固な軍を蹴散らして、その戦術力の高さで
    各地に名を轟かせているPT。
    先日は、あの「機動殲滅隊」をも斬り返したという噂も耳にした。


    「そいつはすごいね。
     ・・・良い機会だから、是非お近付きになりたいものだね」


    「・・・・・・ちょっと、士凰。
     どういう意味で言ってるの?それ・・・」



    「・・・フフッ、いろんな意味さ」


    クスリ、と1つ笑ってみせ、俺は身支度を始めた。
    Brand-new Band !!のメンバーは大半が女性だと聞いた。
    ・・・レディの前では、きちんと身だしなみを整えないと、ね?


    ===================

    3月には無事彼女達を、PTに迎える事が出来た。

    印象的な憂いを帯びた瞳、そのしとやかな外見とは
    ギャップのある口調が独特な、百舌嬢。

    左手に本、右手には煌めく短剣を持ち、
    ルーンを操るツグミ嬢。

    そして、穏やかで柔らかな口調・・・
    一瞬女性かと思えるほどの小柄で細い体の、天地の3人。

    一緒に戦えた期間は短いものだったが、
    やはり戦闘のセンスや、才能に性別や年齢は関係ないものだと
    思い知らされた共闘だった。


    4月には天地と百舌嬢がBrand-new Band !!本隊へと帰還したが
    ツグミ嬢は手違いがあったのか、帰還が出来なかった為
    再び俺たちと共に戦った。

    俺たちの先生・・・マエストロもルーンを研究しているが、
    ツグミ嬢も研究を重ねているらしく
    横で見ていると、とても興味深いものだった。

    こういうのは・・・
    やりだすと、止まらないものなんだろうな。



    そういえば、リダで静養中に、紫草に会いに行った。

    キスしたい、と言って困らせてしまったけど・・・
    真っ赤になって、困ったような表情をする紫草が可愛くて、
    意地悪が止まらなくなってしまった。

    さらに質問をぶつけてみた。

    俺はどこでも、いいんだけど・・・
    と思いながらも、返事を待ってしまう。



    ・・・我ながら、性格が悪いと思う。


    本当は、キスだけじゃ物足りないんだけど・・・
    って言ったら、彼女はどんな顔をするんだろうか。

    ・・・そもそも・・・

    紫草は、それ以上の行為の事を、知っているのだろうか?


    「・・・・・・・・・・・・」


    ふと、重大な事に気が付き、考え込む。

    もしかしたら・・・
    あの動揺ぶりを見ている限りでは、ひょっとして
    紫草は知らないのかも知れない・・・





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