DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    3期685年2月
    2009-08-28 Fri 13:56
    「アストローナ遊撃旅団」・・・


    そう名乗った集団は、有無を言わさず斬りかかって来た。

    俺はその名を、良く知っている。
    人斬りをしていた父に、同行していた時から・・・

    目の前で、仲間達が倒れていく。
    後方で、必死に回復の法術を唱えたが・・・
    何度放っても、仲間を救う事は出来なかった。


    完敗、だった。



    その後スゥ達に救出され、斬られていたメンバーは
    傷ついたままではあったが・・・
    ここで再び急襲されては、もっと危険なことになる。

    態勢を立て直す為、俺たちはそのまま3組に分かれて移動する事にした。

    が、予想以上に体力を奪われていた俺とエクストラは、
    山道を移動中、スゥと共に山道で魔物に襲われ・・・
    再び意識を失った。


    そして・・・
    次に目が覚めた時は、リダの街にある、宿のベッドの上だった。


    (・・・・・・・・・・・・)


    全身に走る、鈍い痛み。

    打ち身、切り傷・・・
    それらを隠すように、大げさなくらいに巻かれた、白い包帯。


    「完敗・・・だね」


    クスクス、と自嘲気味に、笑みがこぼれる。

    ちらりと隣を見ると、身に付けていた装備品が目に入った。
    可愛らしい装飾の施された、弓。
    そして・・・防御用の、リング。

    ・・・それ、だけ。


    「受け取ったナイトソードも・・・
     魔物に持って行かれたらしい、ね。」

    フフッ、とまた笑みがこぼれる。
    魔物のくせに、よく価値がわかってるじゃない。

    ・・・妙な所で、感心した。



    (紫草・・・・・・・・・)


    会いたい。

    額にはり付いた前髪をかきあげながら、ふと、そう思った。
    こんな無様な姿を、彼女には見られたくない・・・

    そうも、思った。

    けれど・・・








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