DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    1期689年4月 ?別れの時
    2006-07-17 Mon 22:31
    終わりの時は・・・必ず、何事にもやってくる。

    妻のLiesaにかけられた「精霊の呪い」を解く鍵になる、
    「精霊界への扉」・・・
    俺はそれを遂に見つけ出す事が出来た。


    俺は・・・楓さんや、アゼリアさん。
    そして、アストローナに来てからずっと一緒に過ごして来たベルカナ。
    言い出しにくかったが・・・
    別れを切り出す事にした。

    ・・・お互いに歩むべき終点が違う旅。
    それは割り切って共に旅をしていたはずだった。
    だが、こうして最後の時を迎える、いざその時になると・・・

    何とも言えない、寂しさと、感謝の気持ち。
    様々な思いが胸の中に込み上げてくる。

    ・・・辛い。

    いつの間にか、俺は出会ったとき以上に。
    みんなに対して・・・
    親愛と、信頼の情を寄せるようになっていたのだ。


    楓さん。
    貴方はとても、素直で・・・真っすぐな人でしたね。
    そして、戦闘時の冷静な戦略眼と相反するように、
    ガラスのように透明で、とても脆い印象がありました。
    貴方を見ていると・・・ふと、妹の風火・・・
    それから風火の親友だった「楓」という名の女性を思い出す・・・と、
    前に言った事がありますよね。
    それは今でも変わりません。

    アゼリアさん。
    貴方は真剣な人でした。
    何事にも全力で応えるその姿勢を、俺は女性ながら尊敬していました。
    そして・・・心の奥に何か揺れ動く感情を持っていながら、
    それを感じさせない凛とした姿勢。
    本当に貴方と旅をする事が出来て良かった。
    ・・・ありがとう。

    ベルカナ。
    貴方をとても頼りにしていました。
    いつも飄々として、敵に対しても攻撃的な感情を剥き出しにする訳でもなく。
    常に冷静な貴方が後ろにいる・・・
    それだけで俺は安心して前線に飛び込めた。
    きっと、ロイル・・・
    ロイルミリアも、貴方の事をこういう風に信頼していたんだろう・・・
    と、今なら彼女の気持ちがわかる気がします。



    本当にありがとう。

    これで俺は、もうこの世界に思い残す事は無い。
    ・・・安心して、「精霊界」へ向かう事が出来る。


    楓さん。
    どうか「自分自身」を大切にして下さい。
    貴方の気付いていない、その優しい気持ちは・・・貴方だけのものなのだから。
    そして、いつか・・・

    俺は「本当の楓」さんに会いたい、と思っています。


    アゼリアさん。
    このままツバキさんと・・・いつまでも、仲の良い姉妹でいられますよう。
    ・・・俺や風火のような、悲しい結末を迎えないよう。
    心から2人の幸福を祈っています。

    ・・・そして、今度会った時は・・・お手柔らかに。


    ベルカナ。
    貴方はきっと、やり残した事がまだあるんだと思います。
    俺は少しでも・・・貴方の役に立ちたかった。
    ・・・ロイルの為にも。

    もし、俺が無事に・・・
    無事にこの世界から戻って来る事が出来たら。

    ・・・その時はきっと、また。




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