DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    3期684年4月
    2009-06-09 Tue 22:18
    今日も変わらず、ミレット山道に滞在し戦闘を続けている。
    エクストラ、ツクジ、マエストロの3人は
    先行してカタコンベに向かったらしいが・・・

    あの場所には「ハナゲソルジャーJr.」という難敵が潜んでいる。
    と、以前の旅の時に父から聞いた事がある。
    何でも、彼との遭遇を避けるべく、
    父は単身カタコンベに先行したらしいのだが・・・
    正直、気が気ではなかったらしい。




    (どうしてるかな?彼らは・・・)


    このメンバーで旅をするようになり、
    もうすぐイブラシル歴では1年を迎えようとしている。
    ・・・早いものだ。


    エクストラは、最初の頃より言葉が増え、感情表現も発達している気がする。
    こう書くと改めて、彼女が生身ではない事を知らされるが。

    生身でないといえば、ピアノもそうだ。
    が、同じ生身でなくてもエクストラに比べて、
    ピアノは喜怒哀楽がハッキリしていると思う。

    スゥは・・・
    子どものくせに生意気な所がある。
    それに単独行動を好む傾向があるらしい。
    だが、マメだ。
    俺たちの持ち物がいっぱいになる頃を見計らっては
    それらを売却しに、街に向かう。
    恐らくそういう才能に長けているのだろう。

    癪に触るほど、世話になりっぱなしなのは、問題かな。

    ツクジ。
    温和で、ちょっとドジな所があって・・・とにかく気さくだ。
    子どものような純粋さも、話していて和む。
    それから最初に、留歌と話をした人間でもある。

    レミーナは・・・
    彼女に「監視」されている事もあって、出来るだけ面倒ごとは避けようと
    接触そのものを避けていたのだが・・・
    ふと、彼女の中に在る、俺と同じような「悩み」を知る事になり
    少しだけ・・・最初の頃に比べたら、その壁は無くなって来た感じがする。

    レクサス。
    一切が謎の男・・・だった。
    ・・・彼は俺の父・士皇の事を良く知っているらしい。
    だとしたら・・・
    俺にとっても「一切が謎」という存在ではなくなる。
    もしかすると・・・

    マエストロは、俺の父と以前旅をしていた「ベルカナ」という
    女性の夫らしい。
    ・・・落ち着いていて、無口だ。
    もう少しすれば、込み入った話も出来るのかも知れない。

    ショウ・・・彼もマエストロ同様、いつも無口だ。
    よくよく考えてみたら、これだけ長い旅をしているのに
    顔すら良く見た事が無い。
    ・・・何か、顔を見せたくない理由でもあるのだろうか。



    その日の夜だった。
    クランシンボルの防衛について、ナインテイルから連絡が届いた。
    そして、俺たちのPTも防衛に参加を、と話していた矢先・・・
    その第二報は届いた。

    「リーブルフォート陥落」

    ・・・皆がざわめく。

    どうやらアストローナ遊撃旅団というクランが、
    リーブルフォート周辺のシンボルに攻撃を仕掛け
    シンボルを奪い取ったらしい。

    問題は・・・
    フェル率いるナインテイル側に、隙や油断があったわけでは無い点だ。

    同じクランが相手のシンボルを挟み込むように、
    シンボルを奪う・もしくは建造すると・・・
    その間に存在するシンボルは、全て間を挟み込んで占拠した
    クランのものとして認可されてしまうらしい。


    俺たちは特にクランを持っているわけでもないし、
    フェルたちと個人的に仲が良いというだけで、同盟関係にあるわけでもない。
    関係がないといえば関係がないのだが・・・

    今後の事は気になる所だ。


    (さて、これからどうするのかな?)

    基本的に、俺は皆の決定に従うだけで、自ら提案する事は少ない。
    夜風を浴びながら、1人ふらりと陣営から離れた。


    ・・・ひらりと舞い散る、綿毛。


    (・・・蒲公英ータンポポー・・・?)

    木々の少ないミレット山道で見た、植物。
    星明かりに照らされながら、岩肌にたくましく自生するタンポポを見つけて
    思わずしゃがみ込んだ。


    (・・・・・・・)

    ふと、思い出すのは紫草とのやりとり。

    道端の花に心を奪われ、敵に奇襲されたら。と。
    そんなたわいもないやりとりだったが・・・
    心が和んだことを覚えている。

    そういえば・・・紫草と親しくなったのも、花がきっかけだった。

    誰とも深入りしなければいいと、常に思っていた自分。
    それなのに・・・

    今はその、普通のやりとりが・・・
    心の中に、小さく、暖かく響く。





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