DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    3期683年10月
    2009-04-24 Fri 14:27
    俺たちは海を越えた。


    思っていたより、大海原を見ての感動とか、新たな大陸に踏み込む高揚感とか
    ・・・そういうものは少なかった。

    底知れぬ冥い海の奥。


    何だかふと、自分を見透かされたような気がして・・・イヤな気分になった。



    先に新大陸へ渡っていたナインテイルのリーダー・フェルが
    同盟、所属のメンバーを募っている・・・

    そんな話が俺たちの耳に入って来たのは、
    新大陸へ渡ろうかと相談をしている。そんな、最中の事だった。

    ナインテイルと同盟、もしくは所属という形で連携すれば、
    俺たちはクランシンボルの恩恵に預かれる。

    お互いの真の意図など、わからない。

    だが、「一時的にでも味方を増やす」ということが
    新大陸進出を間近に控えた俺たちにとって、
    どれほどのメリットをもたらすか。

    むしろ「意図」などはどうでも良かった、といっても過言ではない。


    俺たちは、全員一致でこの誘いに乗った。




    途中で二手に分かれ、俺が合流したのは・・・
    クランリーダーのフェル率いる部隊。

    彼とはとある町外れの喫茶店で、既に顔見知りだったから
    久々の再会の挨拶と同時に、握手を交わす。

    ・・・ふっ、と彼の後方を見つめる。


    (・・・あの、少女は・・・?)

    淡く、まるで水に溶け込んでいってしまうような
    アクアマリン色と、揺らめく緑が合わさったような髪。
    ・・・そして、子供が欲しがる可愛らしい飴のような、
    桜の花びらのような、そんなピンク色をした瞳。


    (まるで、ここにいるピアノみたいな・・・
     今にも消えてしまいそうな・・・)

    そんな、儚げな少女の隣りにもう1人。

    座り込んでいる為、顔などははっきりと見えないが・・・
    女性が1人。
    身長は170cmくらいだろうか。
    ・・・武器を手入れしているその姿は・・・
    儚げな少女と対比するように、鮮やかに見える。


    (恐らく・・・
     あの手つきからして・・・手だれの傭兵、といったところか)


    そして、こちらのメンバーは俺と、ピアノと、ツクジ。

    港町リーブルフォートで船を降りると同時に、
    待ち合わせ場所を目指し、さらに待ち合わせた場所で
    いきなりモンスターの襲撃を受けたせいで
    ろくろくお互いの自己紹介すら済んでいないが・・・

    今夜の野営の時にでも、少し声をかけてみるかな。



    そういえば・・・
    最近、ジーナによく「ナンパ魔」と言われる。

    ・・・よくわからない。

    俺のどこがナンパ魔なのだろう?
    女性には優しくしろ、と小さな頃から母や父に言いつけられていた。
    女性から挨拶される前に、自分から挨拶しろ。
    それを実行しているだけなんだが・・・

    だが、最近何故か、女性から警戒される事は多い。

    あまり言葉をかけるのも良くないのだろうかと、
    少し反省している。

    だが、紫草や、アルのように
    性別はあまり関係ない、といった風に言葉を交わしてくれる者もいる。



    ・・・どちらにせよ・・・
    何事も、ほどほどに、と言った所か。





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