DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    2期692年2月
    2008-09-03 Wed 14:23
    アルヴィスの森で斬り合う事になった、2つの部隊。
    対峙し、刃を交わせるその瞬間を・・・タイミングを・・・
    彼らにとっての、最良の機を・・・

    睨み合う、2組はお互いが狙っていた。



    「覚悟は出来ている…そうですよね?

     行きますよ! 」


    リグがにこりと微笑む。
    柏風も紅輝も、緊張した様子も無く、

    「わ、誰かと思ったらクレイン達かぁ。
     へへっ・・・腕が鳴るねっ! 」

    「さぁ…楽しい時間の始まりじゃ♪ 」


    と、明るく声を発した。
    TGも同じだ。

    「ん?なんだか初めて会った気がしないな…。
     まあいい、俺の歌を聴け! 」


    あくまでもマイペースに。
    愛用のマイクを構える。
    コアラは前回での戦いの傷が癒えていないのか、
    他とは逆に、緊張した様子だったが・・・

    「怪我してても、手はぬかないからな! 」


    と、頼もしく宣言した。

    さて、俺も友人であるクレインさんたちに
    一言・・・と思い前にでようとしたその瞬間。


    「 イ ヤ ッ ハ ァ ー ! 

     なんて美味しそうな技を持ってそうな人たち!
     L・o・T!L・o・T!
     サッッイコォォォォォォ!」 


    ・・・
    ・・・
    ・・・
    ・・・



     一  体  何  だ  。

    この騒々しい声。


    「何でアンタが来るんですか!!!」

    「っるさいわねえ!
     サモだって好きでアンタに呼ばれた訳じゃないわよ!!

     でも、大好きなクレインさんに呼ばれたら
     来るしかないじゃないっ!?」

    「・・・は?」




    一瞬耳を疑った。
    クレインさんが、この変態を?

      呼  ん  だ  ?





    「  帰   れ  」

    「ひっどいわねえ!このスケコマシ妻子持ち!
     本当の事よッ!」

    「・・・すみません、この変態は放っておいて下さい。
     手加減無し。全力で行きます!!」」

    「アンタ、人の話、聞いてないわね・・・」


    そして。
    結果は・・・本当に酷い有様だった。

     惨  劇  。

    そう、この戦いには、その二文字こそがふさわしい。


    あの変態は戦闘前にマムシの生き血を飲んだり、
    技を躱そうと精神集中している俺の隣りで、

    「避けるなバカ!
     避けたら技を受けられないでしょ!?」


    と叫んでクネクネ動いてみたり・・・

    果ては上昇から奇襲を仕掛けたリグに向かって
    何を思ったか大の字で突っ込み動きを止め・・・

    結果、怯んだリグがL.o.T側のほぼ全員から
    技を弾かれるという最悪の事態に陥り、
    後方へ退く事態になった。


    (さ・・・最低だ・・・!!)

    俺はと言うと、避けようとした瞬間
    後ろからの羽交い締めを受け(変態の仕業なのだが)
    クレインさんの攻撃をまともに受け、
    一歩も動かぬまま体が麻痺、動けなくなってしまった。

    紅輝もだ。
    動けない俺の代わりにと、前線へ飛び出したことで
    そのまま連打を集中され、リグよりも先に
    後方へ退く結果となってしまった。

    何かの不幸が起こったら、それを人のせいに
    したくはないが・・・
    これは絶対に

      奴  の  せ  い  だ  。

    そう、言い切れる。


    そして・・・
    本当の地獄はここからだった。

    麻痺したままの俺は、やはり動けず・・・
    だがそれでも最後のチャンスを狙って、
    麻痺を解こうともがいていた。

    が。
    その時だった。

    あの、変態記者が・・・


    「 ハ  ッ  フ  ?  ン  ! 」

    「・・・な!?」


    それはまさに、一瞬の出来事だった。
    麻痺を解き、立ち上がろうと中腰の態勢になった俺の目の前に


    ・・・彼が突っ込んで来た。


    「たまらん!たまらんわ!!!
     ゾクゾクするこの恍惚感・・・!
     まさに黒パンも、一息で脱げるってもんよ!
     いやあ、最高だった!!ガハハハ!」 

    「うわあああああああああああああっ!!」


    まともに攻撃を浴び、「奴」が俺の上に落下してくるのは
    ・・・まさに「瞬間」の出来事だった。


    「ああ・・・たまんない・・・!」

    「重い!!お願いですから、早くどいて!!!
     ていうか、俺の上で怪しい台詞を吐きながら
     動けなくなるのはやめて下さいっ!!」


    170cmほどしかない俺の上にのっかった、
    190cmはあろうかという筋肉だるまの男。
    どんなにもがいても、麻痺の残った体で弾き飛ばせるような
    重さではない・・・。

    しかも・・・















    何か、暖かい感触が・・・


    「誰かあああ!コレ、どけてえええ!!」

    気付いた時には、俺は自分でも情けないくらいの
    大きな声で叫んでいた。

    この、変態・・・





     パ  ン  ツ  穿 い て な い  !








    気付いた時には、既に戦いは終わっていた。
    両者壮絶な戦闘の後・・・
    こちら側で立っていられたのは、コアラとTGだけ。

    薄らぐ意識の中、俺はこの声だけは覚えていた。


    「 爆 鎮 完 了 !  

     最高の技っぷりだったわ・・・ありがとう、皆さん!!!
     愛してるぅぅぅん!!(はあと(恍惚」 


    ・・・
    ・・・




    ・・・クレインさん・・・皆さん。
    今回は勝たせて頂きましたが・・・

    また、いつか必ず・・・
    貴方たちと再会出来ると信じて。




    というか。



     帰  れ  、  変  態  ! ! !


     うわああああああああああああ!





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