DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    2期691年5月
    2008-07-02 Wed 23:29
    「あ・・・うん、おかえりなさい」


    ・・・そう言うと、彼女ははにかんだように俺に微笑みを向けた。
    変わらない笑顔。


    「・・・もうっ。またそんなに疲れきっちゃって!
     ほら、少しは休んでよね、もうっ! 」

    伸びた前髪が目にかかる事に気付いた。
    そう言われるまで、気にも止めなかった。

    ・・・俺は、疲れていたのかも知れない。


    「少しくらい私が敵を倒すからさ・・・。」


    そう、小さく呟いて、ためらいがちに身体を寄せてくる彼女。

    ・・・Liesaと、家族以外の女性が近付くと、
    どうしても、緊張してしまう・・・

    だから、今彼女が寄り添ってくれる事が自然に感じられるのは
    きっと・・・
    血は繋がっていなくても

    彼女が、「俺の家族」だと、認識しているからに違いない。


    「私を家族と見てくれるなら、
     私にも家族らしいことさせて欲しいな。ね、お願い 」

    少しだけ、頬が染まっている事に気付く。



    こんな所は、変わらない。

    可愛らしい、いつもの柏風。



    けれど・・・
    君は気付いてないんだね。

    もうとっくに、君は俺の手を離れているのに。





    ・・・俺が君を守る事は、もうない。

    何故なら君は




    自分ひとりの力で、歩き出そうとしているから。

    守るべきものを・・・見つけているから。





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