DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    招かれざるもの
    2008-04-18 Fri 01:49
    すっかり日も沈んだ頃・・・

    どうにも目が冴えてしまい、このままでは眠れなくなると思った俺は
    宿の外へ出て槍を振り続けていた。


    その時だった。




    ・・・あの男が来たのは。




    「はーい。妻子持ち!」

    「・・・アンタは・・・」


    俺はこの人が来たとき、露骨に、不快感を表すことにしている。


    「何しに来たんですか。用が無いなら帰ります」

    「やあねえ。相変わらず冷たいんだから」

    「・・・」


    くるりと背を向け、宿へ戻ろうと歩き出した瞬間。

    「待ちなさいよ。

     ・・・アンタ・・・
     相当体にガタが来てるんじゃないの?」

    「・・・」


    いつになく、真面目な声。

    「・・・だったら、どうだって言うんです」

    「商談よ」

    「・・・商談?」


    ちらりと、彼を見返る為に立ち止まる。
    ・・・声と同じ、真面目な顔。

    「・・・アンタが体調を整える間。
     また、その槍を貸して欲しいの。

     ・・・使う事は無いと思うけれどね」

    「あくまでも、護身用・・・
     と、またあの時と同じ事を言いたいんですか?」

    「まあ、その通り・・・ね」


    クスリ、と笑みを浮かべる。


    ・・・仲間には隠していたが・・・
    今まで戦ってきた疲労なのか・・・
    それとも何かの「予兆」なのか・・・

    戦う時に支障はない。
    むしろ、いつも以上に戦闘となると体が熱くなり
    高揚感に襲われた。

    だが・・・にも拘らず
    何故だか、体を重く感じる日々が続いていた。

    「今のうちに休んで、原因を究明した方がいいわよ?
     
     ・・・取り返しがつかなくなる前に・・・
     ね?」

    「・・・」




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