DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    2期689年11月
    2008-02-22 Fri 14:09
    「PK・・・トーナメント?」


    驚いて、思わず問い返す。
    そんな俺の表情を見つめ、少し微笑んだがさほど気にする様子もなく
    リグが続けた。

    「ええ。PKトーナメント。
     ようするに「人斬り」たちが同業者同士で斬り合おうという
     お祭り騒ぎのようなものかと。

     先日・・・ガビィさんから招待状を頂いたんですが」

    「・・・」



    「それで?出場者には如何なる者たちが?」


    紅輝が唇に優美な微笑みをたたえながら、
    リグに向かって問いかける。

    ・・・宿の大きめの部屋を一室借り、俺たちは集まっていた。

    中央の丸いテーブルを囲むように座るコアラ、柏風、紅輝。
    窓際で月光の淡い光を浴びながら、招待状を見つめるリグ。
    奥のベッドに1人腰掛けたTG。

    皆の目が答えを促すように、リグに集まった。

    「この招待状に書いているメンバー表によると・・・
     ガビィさんたちの「リーマン食堂」
     それから・・・「Scarlet Phantasia」
     「サイケデリック雑技団」
     「黒猫団第三部隊『激高の三日月』」
     「黒猫団第四部隊『悲壮の新月』」
     「メナス&ハロウィン」

     そして・・・「Memento Melancholy」の
     全部で7PTとなっていますね」

    「・・・・・・」

    ドアの横で立ったまま、俺は目を閉じた。

    ・・・ちらりと頭をよぎる、「デスフラッター」の文字。
    この中には「楔」を持ったかつての黒い兄弟たちがいる。
    だとすると・・・

    「士皇・・・」

    「ん?」


    TGが察したように奥の方から声をかけてきた。

    「デスフラッターの連中は・・・」

    「・・・ああ。「楔」を打ちにくるだろう。
     「お祭り」だなんて表面上の言葉に過ぎない」


    彼らの事だ。
    恐らく良いチャンスだと考えているだろう。

    ・・・狙っている獲物が、自ら飛び込んでくるのだから。

    そして、そんな俺の事を・・・
    仲間たちは心配してくれているようだった。

    だが・・・
    俺は一言、答えた。

    「大丈夫だから」


    と。






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