DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    2期689年3月/クリスマス・後編
    2007-12-26 Wed 15:46
    わからない・・・
    一体何のテープなんだ!?

    ヴォルフさんとのやりとりをしている時に
    撮影されたものらしいが・・・


     意  味  が  わ  か  ら  な  い



    というか、そもそもこれは、誰が撮影したんだ?
    何の為に?
    そしてどうしてこれが、マヤちゃんの元に?


    くそっ。
    どんなに考えても、訳がわからない!



    「・・・ううー・・・」


    しばらく壁際で悩んでいたが、あまりの不可解さに
    俺は考える事をやめた。

    だめだ。
    帰ろう。



    ああ・・・こんなクリスマスになろうとは、
    誰が予想しただろう。
    つい数時間前までは、嬉しいプレゼントに気持ちも明るく和んでいたのに。

    そう、つい数時間前。

    俺はレラフィアさんからとあるプレゼントを受け取っていた。
    渡してくれた相手は・・・

    何と、しかさんことカルヴェルさんだった。
    中身は・・・
    可愛らしい、いちごを持ったしかの形をした手作りのジンジャークッキー。


    「アムスティアしか牧場のしかミルクからつくった
     自家製バターをたっぷり練りこんで焼き上げたクッキー!

     味も自信作です!」

    と、メッセージが添えられていた。

    甘いものが大好きな俺も、思わず顔が緩んでしまい・・・
    とにかく嬉しい、予想外のプレゼントに
    まず運んで来てくれたレラフィアさんにお礼を言って、
    その後リラービスさんのクリスマスイベントへと急いだ。

    (今度、しかさんに何かお礼をしなくちゃな・・・)

    と、考えながら。



    その時の幸せな気持ちが・・・
    あのやりとりされているテープを見た瞬間に
    消え失せたのだ。

    ああ・・・
    気になる。

    が、あれは既にホーリィさんの手に渡ってしまった。
    しかも一度見ると内容は消失されるという。

    とりあえず、俺はヴォルフさんとの今までの会話の中で
    誤解されるような言動を取った記憶は無い。
    それだけは確信出来る。

    が・・・


    (・・・)


    考えれば考える程、気になって来た。
    ダメだ。
    これ以上考えるのは、やはりよそう。



    そうして、とぼとぼと歩き出した俺の前に・・・
    突如として何か巨大な影が立ち塞がった。


    「!?」


    驚いてその影を生み出している、前方の物体を見る。

    ・・・。
    ・・・。

    ・・・何だ、これは・・・


    終音「ふははははは」

    初音「本当にこれ、プレゼントするんですか」

    終音「うん。どーんとプレゼントいってみよう。というわけでこれだ!」



    (ばんっと装飾された、巨大クリスマスツリーを叩く)


    終音「これがー私達のプレゼント、だー♪」



    ・・・!!!!?
    くっ・・・クリスマス、ツリー!!!

    見上げると・・・



    確かに巨大な影は、木だった。
    美しくライトアップされ、可愛らしい飾りが散りばめられていて
    それはまさしく、聖なる夜にふさわしいツリー。

    でも・・・


    「ど、どうやって持って帰ろう・・・」


    俺は先ほどまでの不安感が吹っ飛んだかのように、
    巨大ツリーを見上げ、呆然と立ち尽くした。



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