DK3という定期更新型ゲーム内の舞台「イブラシル大陸」で旅をしていた「沢神」を名乗る退魔師の一族が、旅で感じた事などを書き留めてあります。
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    闇の向こうで
    2007-10-29 Mon 23:00
    バルバシアの城下町・・・
    一時休息の為にそこを訪れていた俺たちに
    噂が飛び込んで来た。

    それは・・・


    「-&Random-という人斬り集団から、
     2名のメンバーが抜けるらしい」


    というものだった。



    (・・・まさか・・・)


    俺の脳裏に、かつては共に・・・
    同じ黒い羽根を胸に抱いていた、ある女性の姿が思い浮かぶ。

    (彼女が抜けた、のか・・・?)

    「すみません・・・」

    「・・・!?」


    俺は、その話をしていた街の住人らしき者たちに
    声をかけずにはいられなかった。

    「・・・あ、あんたは・・・?」

    「・・・あの・・・
     ちょっと、気になったもので・・・

     もし、宜しかったら詳しく教えて頂けませんか?」


    彼らは物騒な人斬りの話題中に唐突に声をかけられ、
    一瞬驚いた様子だったが・・・
    幸い、俺の顔には見覚えがなかったらしく
    すぐに詳細を教えてくれた。


    そしてわかった。
    -&Random-から抜けたのはサザンさん。
    近々抜けるらしいのが・・・ドラコさん。

    そして、彼女は・・・





    「・・・くそっ・・・」

    気になって仕方が無い。

    ・・・どうして。
    今更、俺が何を?
    既に同志でも・・・兄弟でもない。


    俺たちは、斬り合う事でお互いの命を確認しあう・・・
    「血に濡れた人斬り」
    という繋がりでしか、繋がっていられない存在。



    だが・・・



    「・・・っ」


    行っても、追い返されるだけだ。
    あの人は・・・

    俺の事を、憎んでいるはずだから。

    いや、追い返されるだけならまだいい。
    俺はそのまま、あの人に斬られてもおかしくはない立場の人間だ。

    ・・・斬り殺されるかもしれない。




    でも。


    それでも、俺の足は・・・
    あの人の元へと、向かうのをやめなかった。



    リノさん・・・




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